2010年05月06日

休んで決める!藍ちゃん史上最速4億だ

 「ワールドレディースサロンパス杯」(6日開幕、茨城GC西C)
 米女子ゴルフツアー今季3勝目を挙げて凱旋帰国した宮里藍(24)=サントリー=が、超最速生涯獲得賞金4億円到達をかけて、6日開幕の国内メジャー初戦、ワールドレディースサロンパス杯(茨城GC西C)に臨む。優勝すれば、これまでの記録を大幅に更新する国内ツアー74試合目での突破となる。5日はプロアマ戦に出場。準備期間は1日だけだったが、日米を行き来する中で“国民の期待”との向き合い方も学んだという宮里は、調整に自信を示した。
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 宮里藍はこれまで、国内ツアーで賞金3億8105万6280円を獲得してきた。国内メジャーで優勝賞金2400万円と高額な今大会に勝てば、生涯獲得賞金4億円を突破する。
 4億円突破自体はこれまで29人いるが、注目はそのスピードだ。日本スポーツ界初の10代1億円選手は、06年から米ツアーを主戦場としたため、国内ツアーはこれで出場74試合目。今週優勝なら、同級生の横峯さくらが08年に記録した126試合目での4億円突破スピードを大きく上回る。
 日米を往復する宮里ならではの記録だ。今回もハード日程で、3勝目を挙げた翌3日午前4時にメキシコを飛び立ち、前日4日夕方に成田空港へ降り立った。時差ボケで前夜は睡眠4時間だったが、こうした移動をこなしながら日本で着実に賞金を積み重ねてきた。
 失敗もあった。米ツアー初年度こそ米国の経験を自信に変えて2勝したが、その後はスランプに陥り、日本で勝てなかった。特につらかったのは、昨夏の米ツアー初勝利後。注目を一身に背負った8月のNEC軽井沢(23位)、10月の日本女子オープン(3位)では、日本ファンの期待に応えられないと悩んだ。
 宮里は「調整に失敗した。日本に来るとグリーンの感じも違うし、練習したい、疲れてもいいとなるけど、本番になるとそれが響いた」と振り返った。期待に応えたいと思うあまり、頑張りすぎてしまった。
 転機になったのはコーチの父・優氏との話し合い。優氏は「ギャラリーのためにと、自分のゴルフができてなかった。女子オープン3日目に話をして、そこを整理して消化した」と明かした。期待に応えるために練習するのではなく、休息を取ることが答えだった。
 普段は気が済むまで打ち込むが、この日はプロアマ戦後、ショットを30分調整して練習を切り上げた。「私はフィーリング派なんで、集中力が高まればいいゴルフができる。今はまず休みたい」。“国民の期待”と向き合う宮里が、米ツアー優勝直後の凱旋試合に臨む。



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